ファン「3・・2・・1・・アクション!」


==アンケート会場


キュピル
「ふぅ、今日でアンケート回収締め切りだな。」
キュー
「お疲れだぜー!!」

キューがアンケートボックスを両手で持ちあげながらドタバタ走り回る。

キュー
「なーなー!お父さん!今回の結果でWeb拍手にイラストが乗る順番が決まるんだよなー?」
キュピル
「おう、そうらしいぞ。」
キュー
「にひひひ!じゃーお父さんは間違いなくトップだな!」
キュピル
「前回のアンケート結果か?」


参考↓






ルイ
「いいえ!!!絶対に私が一位です!!」
キュー
「あー!ルイ!!」
ファン
「ちょ、ちょっとルイさん!今ルイさんは幽霊刀に住む女性という設定じゃないですか!
ちゃんと設定は守ってください!」
ルイ
「あ・・・う・・。ご、ごめんなさい・・・。でも結構不自由なんですよ・・・。出番も少なくなりますし・・・。
シーズン14辺りの役に戻りたいです。」
ジェスター
「それを行ったら私もシーズン10に戻りたーい!!!」
ファン
「あぁ、ジェスターさん!ジェスターさんもまだ設定上登場していないんですから今ここに出ては・・・。」
ジェスター
「それを言ったらファンもだよ?」
ファン
「僕は舞台の監督役ですから。」
キュー
「主演・キュピル。監督・ファンってかー?」
ルイ
「・・・何だかとてつもなく恐ろしい秘密を暴露しているように思えます。」

キュー
「どうだろうなー?」
キュピル
「すっかり除け者にされたが今回どうなるかはわからないぞ。
なんせフルランキングだからな。・・・で、肝心の輝月達やヘル達が見当たらないがどこにいるんだ?」
ファン
「皆さん台本では出番はまだまだ先でしたので楽屋にいますよ。」
キュピル
「んーむ・・・。・・・ん、まてよ。今カメラ回ってないか?」
ファン
「・・・あ、すいません。カメラ回しっぱなしでした。止めてきます。」
ジェスター
「止まるまでピース!」
キュー
「テレビテレビー!」
キュピル
「どこの昔の子供だ。」

ファン
「止めますよ!」


プツッ






TAKE2




キュピル
「よし、さっそく票を確認するぞ!」
輝月
「ふっ・・・結果が待ち切れぬ。」
琶月
「流石師匠!自信満々ですね。」
輝月
「うむ。今ワシは追い風が吹いておるからな。ルイとやらの人気を越すのはもはや時間の問題じゃな?」
ルイ
「そんなことはありません!!!」

ファン
「カットカット!!ルイさん!!!」
ルイ
「あ・・・。」
キュピル
「ルイってこんなに人気を気にするキャラだったっけか・・・?」
キュー
「実は恐ろしい人!」
ヘル
「へっ、人気何か気にしてねーぜ、俺は。」
輝月
「どうせお主はビリじゃからな?」
ヘル
「あ?」
テルミット
「それを言ったら僕もビリの気がします・・。」
ディバン
「・・・横槍だが俺も票があるとは思えんな。元々出番が多いほうではなかったからな。」
テルミット
「結局、人気で鉄板なのはキュピルさんやルイさんだと僕は思いますよ。
前回のアンケートで二位と三位の票差は結構ありますから。」
キュピル
「・・・結果が気になった。ええい、ぶちまける!」
ファン
「ちゃんと後で収録し直しますから片付けてくださいよ。」

バラバラッ

キュー
「よーし、票を数えるぞー!」
ジェスター
「えーっと、いーち。にーい・・・。」
ファン
「あ、またカメラが回しっぱなしでした・・・。切りますよ。」




プチッ





TAKE 3


キュピル
「さぁ、結果発表だ。」
キュー
「じゃじゃーん!!」







ルイ
「やった!!一位でs・・!」
キュー
「どっひゃぁー!!アタシが二位だ!!」

ルイ
「あ・・。・・・ごほん。・・・やった!!一位でs・・・」
キュピル
「キューは三位だぞ。俺とルイが同着だから二位は存在しない。」
キュー
「えー・・・。そりゃないぜ・・・。でも三位かー!」
ルイ
「キュピルさん、同着ですけど一位になりまs・・・。」
ファン
「三回共全てルイさんが原因で収録し直しです。」

ルイ
「最後まで喋らせてください!!」


ファン
「ヒエェー、スミマセンデシター。」

輝月
「ふむ・・・。四位か・・。追い風とは言えやはり敵は強敵じゃな。」
ジェスター
「輝月ー!一票頂戴!!」
輝月
「・・・やらぬぞ?」
ジェスター
「えー!ケチー!」
輝月
「やらぬと言ったらやらぬ!」
ジェスター
「真の強者は人気を気にしないんだよ!」
輝月
「・・・ぬ、ぬぅ・・。確かに一理はあるが・・。」
キュピル
「俺がジェスターに一票上げようか?」
ジェスター
「ほんとー?そしたら輝月に並ぶー!」
輝月
「お主!!ワシに票をよこせ!!」
ルイ
「ダ、ダメです!!私にください!!」
琶月
「え、えーっとー!出来れば私にも・・・。」
キュー
「にひひ、お父さん人気者だなー。」


ディバン
「女全員に囲まれてハーレムだな、キュピル。」
ヘル
「チッ・・真面目に0票かよ・・。一票ぐらいはあると思ってたんだが・・・。」
テルミット
「アハハ・・。僕とディバンさんは見事一票だけでしたね。」
ファン
「ギリギリ2票です。次の票差が結構あります・・。」
ヘル
「っつか、下四位全員男ってどういうことだ。あ゙?女子優遇ってか?」
ディバン
「そうとも限らん。キュピルが事実上トップだからな。普段の役回りが票に結びついたな。」
テルミット
「ヘルさんは口が悪いですからね。荒くれ者の立場ですから人気は少し低そう・・・。」
ヘル
「ったく、少しは改善しねーとまずいのか?」
キュピル
「・・・・・。」
ヘル
「ん、キュピルさん?」
キュピル
「票全部取られた。輝月に」



輝月
「ふっ、ワシが一位じゃ。」
琶月
「流石師匠ー!」
ルイ
「票渡しは無効ですよ。一番最初にイラスト書かれるのは私かキュピルさんですよ。」
輝月
「そうとも限らぬようじゃぞ?」
ルイ
「はい?」
輝月
「ふっ、ほれ。」









ルイ
「えっ!!」


キュー
「おー、これ輝月!?」
輝月
「ワシじゃ。どうやら票渡しは有効のようじゃな?」
ルイ
「そ、そんなはずがある訳ありません!!そんな横暴が許されたらアンケートの意味がありません!!!」


ジェスター
「きゅきゅきゅっと。」
キュー
「んー?アタシの名前を読んだかー?」
ジェスター
「違うよー。落書き。」
輝月
「・・・なに?・・・はっ!!!」









ヘル
「ぎゃははは!こいつは傑作だぜ!!
額縁にいれて飾ろうぜ!!」









ジェスター
「助けて!!」



キュピル
「うわっ!!輝月落ちつけ!!!」
輝月
「殺す!!!殺す!!!!!!」
琶月
「師匠落ちついてください!!!!」
輝月
「離せ琶月!!さもなければお主も斬る!!!」
琶月
「ほら、師匠!!これ見て落ちついてください!!!」
輝月
「ぬ、なんじゃそれは。」
琶月
「アンケート問い2の私と師匠、どっちのが人気が高いか争った結果です!
ほら、師匠は私よりも凛々しくて美しくてなおかつ強い!!
絶対に私より人気がありますから!!圧倒的票差で!!」
輝月
「・・・どれ、ワシに見せろ。」




ファン
「はっ!!琶月さん!!取り返してください!!!」
琶月
「へ?・・・あぁぁぁ!!!まさか!!!?」













輝月
「殺す!!!」




琶月
「ぎゃあぁぁぁぁぁっっっーーーーー!!!」
ジェスター
「助けて、キュピル!!」
キュピル
「うおっ!?俺の後ろに隠れるな!!?」
輝月
「二人まとめて突き殺す!!」
キュピル
「ぐえぇっ!!!」
ジェスター
「回避!!」
キュー
「お、お父さーーん!!!」
輝月
「ぬぅっ!!」

ファン
「ヒエェッ、110番!!」

ルイ
「わわっ!!こっちに逃げないでくださいジェスターさん!!」
ジェスター
「ルイなら助けてくれるって信じてる!」
ルイ
「き、輝月さん!!落ちつきましょう!!ほら、ここに輝月さんのイラスト・・・。」










グサリ




ルイ
「キュ、キュピルさん・・・。ゆ・・夢だった・・・幽霊になって・・いつも見守ってます・・・・。」
ディバン
「おい、しっかりしろ!テルミット!お前医者だったはずだな。」
テルミット
「役者上ではです!!」

ディバン
「何だって?」

ジェスター
「ヘル助けて!」
ヘル
「っしゃぁっ!合法的に輝月を殺してやらぁ!」
輝月
「死ね!」
ヘル
「うおらぁっ!!」






















キュピル
「ってな台本を書いたんだ。メンバー集めてナルビクで劇やって一儲け・・・」
キュー
「無理無理。誰も見ない。そんなことよりお父さん早く仕事見つけてよ・・・。」
キュピル
「ニートとも取れる台詞を言われた、もうだめだ。」

キュー
「アタシ、私室で先に寝てるね。おやすみ、お父さん。」
キュピル
「ほいほい、オヤスミ。」

・・・・・・。


キュピル
「・・・ルイ、どう思う?」

ルイ
『随分可愛らしい事考えましたね。私が幽霊刀に封印されているのは設定・・・。・・・・ふふ。
・・・でも興味ありません。やるなら一人でやってくださいよ。』

キュピル
「冷たいなぁ・・・ルイ・・・。」

ルイ
『では、構ってあげましょうか?』

ルイがキュピルに向かってゆっくり手を伸ばす。
が、その前に幽霊刀を鞘に収納しルイを消す。

キュピル
「油断も隙もない。」


・・・・。

・・・・・・・・・・・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。



キュピル
「この台本、捨てるか・・・。せっかく頑張って輝月の似顔絵描いたのにな。」






終わり




っというわけで前置き終了(長




っというわけで一位はキュピルとルイ!
この二人は相変わらず鉄板ですね・・・。覆る事はなさそうです。

そして三位はまさかのキュー。(予想ではここにキュピルが来る予定だった。
前回ジェスターの次に人気ってな程度だったのでこんなにも大健闘するとは思ってもいませんでした。

次に輝月。


実はこれが一番の予想外だった。



ジョギング友達やらムックやらプッシュされてるキャラクターだったので


三位は取ると思っていた。


結果、キュピルやルイに敗れ、更にはキューにも破れると




フライングしてイラスト書いたのが
大失敗に終わった。


実は髪べた塗りまで完成してたりするので仕方ないので裏の部屋にでも上げようと思います。



一応その次にジェスター、同着に琶月とまぁこんなものか。


以下、下は本当に予想通りだったのでコメント省略。





そして問2の内容ですが・・・。



正直これも予想外だった。






琶月愛されてます。本当に。








輝月
「・・・琶月よ。」
琶月
「は、はいぃぃ!!」
輝月
「ヘタレになれば人気が出るのじゃな?」
琶月
「え゙っ。」
輝月
「立ち位置を交換しよう?」
琶月
「え゙っ。」










琶月
「輝月!!」



輝月
「五月蠅い、呼び捨てにするな!!」
琶月
「ぎゃぁっ!!理不尽!!」



キュピル
「何やってるんだあいつ等?」



今度こそ終わり




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追伸

色々カオスでごめんなさい。